【閲覧注意】認知行動療法ステップ2❢ トラウマを受け入れて、これからどうなりたいのか考える。
こんにちは、つむぎです😊
そろそろ梅雨明けですね。
ここから2~3か月は彼らの全盛期😱
なんとか心をくじかれずに今年も乗り切っていきたいです…❢
今日も認知行動療法頑張ります💦
今回の見出し
前回までのあらすじ
認知行動療法とは
認知行動療法とは、
思考パターンのクセを把握し、バランスよく修正していく認知療法と、
行動のクセを修正し、生活の支障を取り除いていく行動療法
この二つを組み合わせて行う治療法。
自分でこれをできるようになれば、今の強迫症に対する問題だけでなく、思考のクセを日々修正して、自分自身をどんどん改善して行ける❢
そんな可能性を感じて、始めたのでした📚
ステップ1でわかったこと
自分が虫のどんなところに恐怖を感じているのかを再確認しました。
まとめると、
- 理解できない不気味さ
- 植え付けられた「怖い物」というイメージ
- 命の価値
このあたりがキーポイントになっているようでした。
今日はここからさらに発展させてチャレンジしていきます😃
学んでいる本
わかりやすい、親切、読みやすいの3拍子そろった本で勉強中です😃✨
ステップ2❢ どうしてこうなったのかを考える
それでは、チャレンジを開始しましょう❢
今日の問いは、「どうしてこうなったのか」です。
虫が怖いこと自体は特別なことじゃない
強迫症の人にとっては強迫観念になっている考えも、もともとは一般的な感情であることが多いです。
例えば、私の中のこんな気持ち。
- 虫は気持ち悪い
- 蜂は刺すから怖い
- いきなり飛んで来たらびっくりする
全く持っていない人も、中にはいるでしょう。
しかしこの思考自体は、ごくごく一般的ですよね。
女性には特に多いと思います。
私の旦那様も、私が大騒ぎするので対処してくれますが、実は虫が好きではありません。
虫が嫌い
それ自体はごくごく普通のことです。
問題はそれによって行動が制限されたり、自分を制御できなくなってしまうこと。
- 入り口に虫がいっぱいいてスーパーに入れない
- お店のトイレが怖くて、綺麗なところじゃないとトイレに行けない
- 飛んできた虫に驚いて、道路に飛び出す
- 運転中に叫んで目をつぶる
などは、あまりないわけです。
みんながこの状態だと事故だらけです。
夏のお店は夜7時閉店です(笑)
トイレがどのお店もピカピカなのはありがたいですけど😁
そのような訳で、この行動から自分が「特殊な状態」だとわかります。
そこまでしないと不安が拭えないのです。
今日は、どうしてここまでする必要があるのか、その原因を過去から探す作業です。
つまり、私にとってのトラウマ探しですね。
以前の記事で、カマドウマとの対峙について書きました。
これも私にとってかなり強烈な出来事でした。
詳しくはこちら👇
しかしこれだけなら、もしかしたらトイレに行けないだけで済むかもしれない。
というか、このカマドウマ事件の時は、すでに虫恐怖症になっていたように思えるので、今回はさらに古い記憶まで遡ってみます。
蜂はじっとしていても危険❢ 刺された同級生から恐怖を覚える
今から30年くらい前。
私が小学生の頃のことです。
小学校の野外活動の時間。
見上げると視界いっぱいに広がる青空の下、クラスのみんなで写生会の日でした。
そう…私も小さい頃は、外で元気に活動ができたのです😂
「学校の周りの好きな風景を描きましょう。
学校を描いても良いし、学校から見える風景を描いても良いですよ。
〇時×分になったら、ここに集合してください」
赤白帽子を被り、手には絵具セット、首からは大きな画板をぶら下げて、みんなは先生の指示に従い、おもいおもいの場所に座って絵を描き始めます。
私も仲良しのお友達と一緒に芝生に座り、同じ風景を描きました。
2時間くらい続けての授業だったと思います。
「もう少しで時間になるから、完成させて集合場所に集まってね。」
見回りにきた先生に言われて、集合を始めた時です。
「蜂ー❢」
何人かが騒ぎだしました。
当時虫が平気だった私も、人並みに「蜂は刺されると痛い」というイメージだったので、友達と一緒に少し離れました。
スズメバチやクマバチのような大きな蜂ではありません。
ミツバチくらいのサイズだったと思います。
先生は冷静に、
「蜂はびっくりすると刺すので、大きな音を立てずになるべく動かないように」
そう指示を出していました。
蜂は吟味するように数人の周りをうろうろしています。
そして一人の男の子の周りを飛びました。
男の子は先生の言いつけを守って、ピタッと動作を止め、全く声を発しませんでした。
が、次の瞬間。
「痛っ❢❢」
その男の子が蜂に刺されたのです。
蜂は刺して満足したのか飛んでいきました。
「じっとしてたのに刺された!」
男の子は不満そうに言い痛そうに刺された個所をさすっていましたが、特別泣いたりすることもなく、先生と保健室へ。
もちろん大事には至っていません。
この時に、
「蜂はじっとしていても刺してくる❢ 怖い❢」
という気持ちを植え付けられたのだと思います。
それから教室に蜂が入ってくると怖くなるようになりました。
だからと言って教室から逃げ出すほどではありませんでした。
近くに飛んで来たら怖い、というくらい。
だいたいこの時代は学校にエアコンなどあるはずもなく、常に窓が全開だったのでよく入ってきては出ていき…を繰り返していました。
なかなか出ていかない蜂は、クラスの少しやんちゃな男の子が道具を使いながら工夫して外に出してくれる…などということもありました。
この思い出は完全な拒絶ではなく、「攻撃してくる虫は怖い」という気持ちを強められたきっかけだと思います。
それが短大生活の頃には悪化し、教室に蜂が入ってきたらもう怖くて怖くて、座って講義を受けられなくなり、最終的には教室から逃げ出すという事態😢
そして廊下から先生の声に耳を傾け、先生に失礼を謝罪するということをしていました。。
なぜそこ?!どこから入ったの?!
こちらも小学生の頃です。
多分蜂の事件は中学年くらいの話。
こちらは高学年の頃だと思います。
この頃から私は突発的事項に弱い人間でした😂
とっさに的確な判断ができないのです。
焦るとプチパニック状態になってしまうんですね。
この時代(笑)はスーパーのお菓子は少し高価で、たまにしか食べられませんでした。
その代わり、わが家では専業主婦だった母がいつも手作りのお菓子を用意してくれていました。
学校から帰ると、何かしらのお菓子がテーブルに💖
手作りなのでラッピングなどはありません。
マドレーヌやシフォンケーキなど、焼きあがったものが、シンプルにお皿に乗って、ラップをかけられている状態です。
飾り気はありませんが、家に帰るといつも甘い良い匂いがして、ふわふわ焼き立ての愛情たっぷりスイーツを食べられるのは幸せでした💕
今思えば、私がスイーツ好きになったのはこういう幸せな記憶があるからかもしれません😊
しかし、ある日悲劇がおこりました。
いつものようにラップの中のシフォンケーキを食べようとすると……
ラップの 内 側 に ❢
ーーーーーーハエがーーーーーー
入っているではないですか😱😱😱
びっくりしました❢
私はパニックになりました❢
大好きなシフォンケーキがハエまみれになってしまう❢
(今考えればもうこの時点で何度もハエはついていたことでしょう😂)
ちょうどシフォンケーキと少し間を離れていたのが、向きを変えてケーキの方へ進もうとしました。
パニックになった私は……
ハエを止めるべく、ラップの上からハエをつぶしてしまいました。
そしてそこには………
もうモザイクをかけるしかない、見るも無残な姿が……。
自分でやったことなのに、本当にショックで。
手にもずっとその感覚が残っていました。
今でもその時の光景を思い出せます。
もう30年近く前なのに。
その日は大好きなケーキもやっぱり食べられませんでした。
ずっと泣いてしまって、何度手を洗っても、気持ち悪さが取れず。
殺してしまったという罪悪感や、死という、まだしっかりと理解できていなかったものをすごく感じたこともあって、ひたすらに落ち込みました。
この時からかもしれません。
これが、一番のトラウマかもしれません。
本当にショックでした。
自分のしてしまったことに嫌悪感が出ました。
今思い出しても鳥肌が立ちます。
虫が本当に怖く、気持ち悪くなったのです。
本当はどんな行動がとれたらよかった?
今日はここまでにします。
この話を読んで、一緒に
ひぃぃぃぃぃ😱😱😱
となってしまった方、大変申し訳ありません💦
私もすでに軽い吐き気をもよおしています…😢
自分と向き合っていくことによって、同じ過ちを繰り返さないように、もっと強くなっていけるように頑張りたいです。
実はこの話、毎日すこ~~~しずつ書いています。
1日1ステップ、いけるかいけないかです。
そのくらいけっこう辛い時間です😢
実際にカウンセリングを受ける場合にも、一気に何個ものステップはせず、時間をかけながら治療していくようです。
今はセルフなので、焦らずいきます。
今回トラウマだと思えるような記憶を掘り起こしました。
このことを考えてみても、私に必要なのは冷静さですね。
恐怖でパニックになるようでは、最悪の事態を起こしかねません。
その場で冷静に、落ち着いて、避難行動なり、対処するなりをした方が、虫にとっても私にとっても、お互いのためになりますよね。
家の中なら外に出す
玄関なら箒で遠くに掃き出す
外で会ったらそっと遠く離れる
車についていたら道具を使って払い落とす
そんな行動がお互いのためになると実感します。
そんな風になりたいです。
外でいきなり叫びだす怖い人から早く脱出したい…。
諦めないで、頑張りたいと思います。
もうしばらくお付き合いください😌
心身共に、健やかな生活を目指して❢